エモメンターのフィードバック(例)

友達とのすれ違いで学校にいけなくなった男の子への回答

優斗くん、ワークを通して内側にあることを聞かせてくれてありがとうございます。

この世界で生きるってほんと大変なことだなって、つくづく思います。

動画にもあったように、
私たちが目にしている世界、学校とか社会とかルールとかって
私たちが生まれてくるよりも先にあって

わたしがそこに入れてもらえるのか、ずっと見られているような、失敗するとそこから排除されるような、そこにはずっと不安と恐れがある。

年を重ねてもう大人になったはずの私でも、時々そんな風に思います。

だからずっと緊張するし
上手く振る舞わなきゃってしなきゃいけないし
フリをしなきゃいけないし

体にはすごく力が入ってあたりまえ

まずこんなにも怖ろしくて大変な世界のなかで自分はよくここまで生き抜いてきたと自分を受け止めてあげて欲しいなと思いました。

優斗くんがダメにいれている
緊張しやすい、友達を許せない
これらもこの怖い世界を生き抜くためには
そうせざるをえなかったんだと思います。

こんなに怖い世界に見えているんだから、そりゃ緊張するよねとも思いました。
そして、緊張して重く考えるそんな自分を"ダメだ""許せない"ってすると、人を許すこともとても難しいですよね。

正直に言うと大人のわたしもずっと優斗くんと同じように、世界は恐ろしいところでした。どうやれば「うまく振舞えた」になるのかをずっと考えて、でもやればやるほど不自然な気がして、人の言うことや視線にとても敏感で、いつも疲れていて、いつになったら安心して、自分のままでいてそれでいい、というときが来るんだろってずっと思っていました。

そんなわたしからのおすすめは、このワークをやって『そうか自分はこれをダメだって思っているんだなー』と眺めてみてください。
これは『こんな自分はダメだ』ではなくて『自分はこれをダメだって*おもってるんだな*』って見るのがポイントです。
今はそう思っていても、本当にそれがダメなのか、は誰にもわからないものです。

優斗くんの中には、自分の感じてることをそのまま明かして相手のこともそのまま受け止めたいという思いがあるんじゃないかなとわたしは感じました。

それは、『ああいう言いたいことを言い合えて、でもちゃんと仲が良いみたいなのは憧れがある』という一文があったから。
これはすごく大切な優斗くんの願いだと感じています。

そして同時に、言いたいことをそのまま言うなんて、そんなことしていいの?って思いますよね。

いきなり誰かにやるのはちょっとハードル高かったりもすると思うので、まずは自分で自分にやってみるのはどうでしょう。
『そうか自分はこれをダメだって思っているんだね』って、自分の中にいるダメだーとうずくまっている自分に気づいてあげるだけでも十分です。

で、たまーに『なんでだめなんだっけ?』とか『ほんとにそれダメなんだっけ?』とか一人突っ込み入れてあげてみてください。

このセルフツッコミは宿題なんてちゃんとしたものではなく、なんかふと思い出したときにやってみてもらえたらなと思います。笑

また、次のワークが届くのを楽しみにしています。

そして、ここまで読んでくれてありがとうございます。