学校に通えなくなった自分を責めている女の子への回答

あかねさん、こんにちは！
ワークへの回答を送っていただき、ありがとうございます。
あかねさんが自分の言葉を綴ってくれたワークへの回答を読むことができて、
とても嬉しく思っています。

まず、回答を読んで感じたのは、

あかねさんはこれまで周りの人のことを想って
頑張ってきたんだなぁということです。

生まれたばかりの弟さんを持つおうちの皆さんに心配をかけないように、
学校の友達にも気を配ってきたのですね。

そして学校に行きたくない気持ちがありながらも学校に行き、
さらに生徒会にも頑張って取り組んできたんだなと想像しました。

こんな風に周りの人のことを思いながら頑張ることができるあかねさんは
本当に優しく前に進む力を持った人なんだなと私には感じられました。

回答を読んでみて、私からあかねさんへリクエストしたいなと思うのは、
あかねさんが元来持つ優しさを、
ぜひ【自分】に向けてみてほしいなということです。

・学校に行きたくない
・自分は空っぽで、今の自分が一番よくない
・今までは自分の価値を人に決めさせていたんだ

そんな風に思うと、少し心が苦しくなるかもしれないですね。

実は私も高校の頃、生徒会をやっていて、大学には推薦で進学しました。
そして私もあかねさんのように、本当は学校に行きたくないと思いながらも、
ここまで頑張ってきたのに、今更学校に行きたくないなんて思う自分は「ダメなやつ」だと思い、辛い気持ちをみないようにしていました。

でも見ないようにしようとしても、

辛い気持ちは自分の中に確かに「ある」のでなくなってはくれないんですよね。

逆に辛さが増していったな、と今は思います。

そんな実体験も踏まえて、
あかねさんには学校に行きたくないと思うなど、
「ダメな私」と感じられる部分もあかねさんの中には確かに「ある」と感じてみてほしいです。

自分の中にあるものを自分で否定せず、
あるものがただあるんだなあ…と感じて受け入れていく。

そんな優しさ、暖かさをぜひ【自分】に向けてみてください。
今は、これまで人に向けていた優しさや暖かさを【自分】に向けることが大切な時です。

あと、今あかねさんに起きている、
「上手く考えがまとまらない感じ」は、
これまで見てこなった自分の気持ちに目を向けたことで起きている、
一種の「成長痛」みたいなものかなとも思います。

新しい自分になっていく、羽化のようなタイミングなのだと思うので
少しモヤモヤしたり、気持ちが悪い感じがしたりしても、
何にも変なことじゃないですよ＾＾

そうは言っても、いや気持ち悪いのは嫌だよーという感じかもしれませんが
その気持ち悪ささえも、ぜひ、いま自分の中に「ある」ものとして、抱きしめてあげてください。

そして、もし良ければ
「いつからダメな私をダメって思ったんだっけ？」とぼーっと考えてみてください。

お風呂に入ってる時とか、散歩している時。
そんなちょっと肩の力が抜けている時に思い出してみると、また色んな感情が湧いてくるはず。

次の教材は"不快な感情"がテーマなので、あかねさんの新しい気づきにもつながると思います。

長くなっちゃいましたが、ここまで読んでくれてありがとうございました。

次のあかねさんからの回答を読めることを、とても楽しみにしています！